ICF-SW7600GRのTips
ここでは、7600GRのTips(ちょっとした情報)について、分かる範囲で記載します。
なお間違いなどがあるかもしれませんし、画像が多いのでこの点はご容赦願います。またくれぐれも自己責任で行ってください。故障などが発生した場合の責任は取れませんので、よろしくお願いします。
1.SSB FINE TUNINGのセンターマーク
7600GRの場合、SSB FINE
TUNINGつまみがあるのはいいのですが、中央(ゼロ)位置を示すマークがありません。
センター位置が分からないと私は、不便なので油性ホワイトマーカーを使って、中央位置の所に印を書いています。昔のラジオの「電源スイッチ&ボリューム」つまみみたいですが。
2.アッテネータについて
7600GRの連続可変型アッテネータは、LW/MW/SWだけでなくFMでも使えます。
FMはAMと違って「弱肉強食(強い方の電波が一方的に受信する)」なので、混信という事は少ないと思います。ただ大都市圏などコミュニティFMが多く受信できる所では何とも言えないので、その時は役立つかもしれません。
3.ACアダプターについて
ACアダプタは世界各国の電圧に対応したものが付属していますが、正直ちょっと大きいかな・・・日本国内での使用なら、ディスクマンなどのソニー製品で使うACアダプターが小型で良いと思います。
お勧めは「AC-E60M」というモデル。出力6V/400mAのものです。これの特徴は電圧安定回路が入っている事で、7600GRにはベストマッチのアダプターだと思います。2千円台前半で手に入ります。
なお6VタイプにはAC-E60Lという製品もあって使えない事はありませんが、出力が650mAと高い上に電圧安定回路が入っていないので、買うならAC-E60Mが良いと思います。
4.外部アンテナについて
7600GRの外部アンテナ端子(EXT
ANT)には、ソニー製のアンテナに電力供給するための電圧が出ています。このため、ソニー以外の外部アンテナを接続した場合に不具合が発生する事があります。
コンデンサをアンテナ端子とアンテナの間に入れて電力カットするのも良いですが、アペックスラジオという会社から7600GRに対応した変換コネクタが出ているので、これを使うのも良いと思います。
5.ヘッドフォン端子とLINE OUT端子
7600GRはFMステレオ放送が聴けるのでヘッドフォン端子はステレオです。しかしLINE
OUT端子はジャックはステレオですが出力はモノラルなので、LINE
OUT経由でステレオ録音をしようとすると、L,R両チャンネルに同じモノラル音声が録音される事になります。
FMをステレオ録音する際には、ヘッドフォン端子にケーブルを接続して録音する事になります。
またヘッドフォン端子からの録音レベルは7600GRの音量に左右されますが、LINE
OUTからの録音レベルはボリュームの位置に関係なく一定となります。